
2017年10月05日
第九条が憲法改悪の目玉ではない
憲法第九条ばかりが取り上げられているきらいがあるが、自民党が目指している憲法改悪はそんな生易しいものではない。
それは憲法第九条を改悪して日本がいつでも戦争できる体制にするためには【基本的人権のなし崩し】が欠かせず、基本的人権の制限が『公共の福祉』から『公共の利益』に改悪してこそ初めて実現可能になるからだ。
公共の福祉とは【他の人の人権とどう関わるか】ということであるが、公共の利益とは政府の考えで基本的人権をないがしろにしてしまえるということなのだ。つまりは今の日本国憲法は【政府を縛る】ためのものであるが、改悪することによって政府は憲法に縛られることをなくして、思うがままに行動できることを意味する。
そのため例えば、軍事基地を作るとの理由で私有地を接収し住民の立ち退きを迫ることができるようになり、人手が足りないという理由で民間人を問答無用に徴用して前線に弾丸の類を運搬するように命じることができるようになる。
つまりは戦前体制の再興であって、国家元首に位置付けた天皇のためには、国民の財産や生命が犠牲にされるということなのだ。
■希望の党の公約案「9条をふくめ憲法改正論議すすめる」
(朝日新聞デジタル - 10月05日 03:14)
それは憲法第九条を改悪して日本がいつでも戦争できる体制にするためには【基本的人権のなし崩し】が欠かせず、基本的人権の制限が『公共の福祉』から『公共の利益』に改悪してこそ初めて実現可能になるからだ。
公共の福祉とは【他の人の人権とどう関わるか】ということであるが、公共の利益とは政府の考えで基本的人権をないがしろにしてしまえるということなのだ。つまりは今の日本国憲法は【政府を縛る】ためのものであるが、改悪することによって政府は憲法に縛られることをなくして、思うがままに行動できることを意味する。
そのため例えば、軍事基地を作るとの理由で私有地を接収し住民の立ち退きを迫ることができるようになり、人手が足りないという理由で民間人を問答無用に徴用して前線に弾丸の類を運搬するように命じることができるようになる。
つまりは戦前体制の再興であって、国家元首に位置付けた天皇のためには、国民の財産や生命が犠牲にされるということなのだ。
■希望の党の公約案「9条をふくめ憲法改正論議すすめる」
(朝日新聞デジタル - 10月05日 03:14)
Posted by together70619642 at 18:36│Comments(0)